"第12回公演・金"カテゴリーの記事一覧
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ということで年明けから続けてきましたブログも明日で最終回、
金曜日を担当する僕の記事も本日が最終回となります。
プロデューサーの清水です。
最後はやはり、この方について触れなければなりません。
脚本担当の島形麻衣奈さん。
劇中でもちょっとだけ登場していましたが、皆さん見つけられましたでしょうか?
彼女に声をかけられて挑戦することになった今回の公演、
ずっとコンビを組んでやってきましたが、
彼女無しでは今回の公演は決して出来上がりませんでした。
脚本の執筆はもとより、芝居パートの指導に小ネタの制作。
島形さんの感性に何度も助けられてきました。
印象に残っているのは、細かい台詞を一緒に考えているときのことです。
「この台詞のこの辺がくどいから削ってくれ」という僕に対し、
「でも声に出すと違うんです!」と反論する島形さん。
実際に口にしてもらうと、確かにそっちの方がいい。
これが声の持つチカラなのかと驚かされました。
ちなみにこの超・優秀な「再生機能」はこれをきっかけに何度も活用させてもらいました。
プロデューサー特権というヤツです(笑)。
いろんな場で何度も申し上げてきましたが、あらためてこの場でお礼を言わせてください。
本当にありがとう。また一緒に何かを作ろう。
「虹の独唱歌」で語るべき物語は公演の中ですべて完結しておりますが、
その後のお話を全く考えなかったかというと、そんなことはありません。
フィナーレで虹の独唱歌を披露したシオンですが、
結局のところ発表した曲は天才の父・ヘリングの曲だったワケですし、
彼に対する世間の風当たりは、決してよくならなかったのではないでしょうか。
それに「天才に勝つ」というのはとても大変なことです。
シオンには、あの後も偉大な父親と比べられる日々が続くのではないかと思います。
しかし、シオンはもう知っています。
ひとりでは乗り越えられない目標を乗り越えるには、どうすればいいのか。
大好きな音楽に込めるべきものは何なのか。
彼はきっと、ミュゼやアイリス、虹の音楽団やアルコバレーノの面々と一緒に、
これからも生きていくのでしょう。彼はもう□□□□□□□のですから。
結びのご挨拶として。
今回の公演中に、いろんな人から口々に言われました。
「清水は長期的な計画を立てるのが上手いな」「凝り性だな」と。
これは自分でもそうなんだろうなあ、と実感しています。
どの辺が「長期的」で「凝り性」かと言いますと。
このブログ記事にも虹の音の軌跡を用意しておきました。
毎週金曜日の、僕のブログの記事の最初の1文字目を、①から11週分順番に読んでみてください。
こういうのを好んでいろんなところ仕掛けてます。
猫が好きなのもがッツが足りなかったのも、すべてはこの最後の瞬間に、
これをやるためでした(うかれていたのは本当です)。
それではまた、いつの日かお会いしましょう!PR -
うかれている場合ではないと思うのですが、webやツイッターで
「夢奇房」「虹の独唱歌」などの単語で検索をかけているのが僕、
プロデューサーの清水です。嫌なプロデューサーだな。
過去のカウントダウンインタビューを読み返すと、
登場人物の名前の由来を紹介みたいなネタをやっていたので、
今回はそれをやってみようと思います。
■シオン
主人公が虹の音楽団の最後の団員だということは早い段階で決めてました。
虹である以上、最後の色はやっぱり紫しかあり得ないと思い、
さりげなく紫っぽさのある名前にしました。「紫+音」という由来ですが、
「シ+音」「詩+音」という意味も含んでいます。
シオンを演じた佐久間リーダーのブログカラーは紫。こういうのも計算のうちです。
■ミュゼ
ミュージックでおなじみ、音楽の女神「ミューズ」から。
何度も名前を呼ばれますので、呼びやすいように縮めました。
白が基調ですが、ヴェルデの娘なので衣装には緑の要素も入っています。
ゆっこちゃんのブログカラーも緑ですよ。
ゆっこ 衣装の靴下を緑色にしました♪あとボツになりましたがカチューシャも当初は緑でしたね!
■アイリス
ギリシャ神話の虹の女神「アイリス」から。
インディの妹なので、藍色の衣装になってます。
■ヘリング
ミステリー小説用語で「意味のない手がかり」という意味の、「レッド・ヘリング」から。
言われれば納得、しかしすぐには意味の分からない名前をと思って考えました。
「ラム」も思いついたのですが、すぐにボツりました。「REDRUM」。うへへ。
■ロッソ
虹の音楽団の面々は色の名前から取ってます。ロッソはイタリア語で赤という意味。
リーダー格の色は赤しかないということで、自然と決まった感じです。
言うまでもなさそうですが、ロッソを演じた工藤ちゃんのブログカラーも赤です。
■アランチョ
オレンジという意味の「アランツェート」が由来ですが、「アランチョ」と縮め
夢奇房初のオカマキャラになったのは、脚本担当の島形麻衣奈さんの手腕です。
水野れおなさんの怪演もあり、実にオイシイキャラクターに仕上がりました。
カーニヴァル実行委員会の委員長でもあるので、カーニヴァルのイメージカラーもオレンジに。
■ジャロ
黄色のジャロ。演じた鈴木くんの希望もあってジャロは仕立て屋になりました。
もし鈴木くんが緑色(ヴェルデ)を希望したら、ジャロは「~じゃろ?」が
口癖になっていたかと思います。黄色を希望してくれてよかった。
■ヴェルデ
緑のヴェルデ。最初に出会う音楽団員なので、物語の仕掛けをお客様に説明する必要がありました。
ということで変人に(武井くんごめん)。他にも受付に設置するモニュメントの作者だったり。
演技をするときは誰だか分からないので、緑の要素は上着を脱いだベストにしてもらいました。
また、よく見ると靴下が緑色だったりします。
■アズーリ
父親のヘリングが赤、息子のシオンが紫なので、母親は青にしました。
こういう遊びを考えるのが僕の密かな楽しみだったりします。
サッカーのイタリア代表の相性に習って名前は「アズーリ」。
音楽団をしていたときもアコーディオンを弾いていたと思われますが、
ノリノリで名乗りのポーズなどを取っていたのでしょうか。
■インディ
インディゴから、藍色のインディ。izumaさんの希望もあって白い服装ですが、
これは既に音楽団から身を引いているインディの現在をよく表現していて、
却って良かったと思います。
■ミリオーニ
100万という意味のミリオーニ。英語の「ミリオン」です。
児嶋くんが「とにかくいっぱい出す」と意気込んでいたのでそういう名前に。
ちなみに「レインボーパレード」の正式名称は、「スーパーミラクル
レインボーエクストリームトラッシュトリプルガーランドミリオネアパレード」
というらしいです。なげーよ。
■ローザ
薔薇という意味から島形さんが「ローザ」と付けました。
後で知ったのですがピンク色という意味もあるそうで、
彼女のディアボロの色と一緒でハマっています。
■ビリエット
「小さな贈り物」という意味です。彼女の投げる飴は、リハーサルで奪い合いになってました。
余談ですが初期段階では島形さんが「バンボラ」と名付けており、
「バンボラはちょっと……バンボラはちょっと……」とずっと言われ続けました。
■チー
本人のクラウンネームから。
赤基調の衣装を着ていたので「赤の音楽団員だと思われたらどうしよう」と
内心ヒヤヒヤしておりました。
実力派のマジシャンが敢えて手品をしない、こういうのも夢奇房の魅力のひとつです。
■ボッカ
「お腹を空かせている」という設定があったので、クチという単語を選びました。
紫基調の衣装を着ていたので「紫の音楽団員だと思われたらどうしよう」と
内心ヒヤヒヤしておりました(コピペ)。
シアタークラウンフェスティバルの応援も、よろしくお願いいたします。
■レアルタ
英語の「リアリティ」と言えば分りやすいのではないでしょうか。
幻想的な演技をする彼だからこそ「現実」という意味の言葉にしました。
割と上手い具合にハマったのではないかと思ってます。
■ジーン
これは僕が付けた名前ではなく、本人の希望をそのまま採用しました。
星くんの尊敬するアポロ13号の飛行主任「ジーン・クランツ」からだそうです。
さすが「秒速で進化する男」、見事なイケメンぶりを発揮してくれました。
■アルロワ
もともとは銀という意味の「アルジェント」という名前でしたが、
「音楽団以外に色を意味する名前は付けたくない」と思い、
ギリギリに変更いたしました。アルロワは「朝焼け」という意味です。
「モニュメントを演技でカッコよくしてください」という無茶振りに、
苦笑しながらも素晴らしい演技に仕上げてくださいました。
■オペラ
音楽っぽい名前を付けたいといろいろ考えた中で、一番カッコイイものをチョイスしました。
これ以外に半濁音を含む名前がひとつもなかったので、使いたかったというのもあります。
こういう名前は強すぎて主人公格には使いづらいんですよね。
笑顔で楽しそうに演技をしていたことがすごく印象的でした。
■ヴォーチェ
第2幕の最初、バイオリンを弾いていたのがヴォーチェさんです。
猫の仮面を付けているのでそういう単語を探したのですがあまり可愛いものがなく、
見つけたときは「これだ!」と思いました。「鳴き声」という意味です。
■にゃスカレイド
なんかそういう名前が付いていたらしい、ヴォーチェさんの後ろでバイオリンを
弾いていた人たち。一応、マスカレイド(仮面舞踏会)のもじりです。
やっぱり名前というのはキャラクターの最初の個性だと思いますので、
できるだけこだわりたいところです。
現代劇ならともかくファンタジーですので、由来のある名前の方が僕は好きです。
ゆっこ 清水さんのこだわりって本当にすごい!!毎回色々な気づきがあって、楽しかったです!
どのキャラクターが好きかと言われればもちろん全員なのですが、
敢えて一番を決めるとなると、ジャロだったりします。
一見すると、真面目でオーバーリアクションなだけの男ですが、
アイリスと一緒にシオンがいるのにシオンには声をかけなかったり、
シオンの僅かな心の動きに気づいて「なぜ歌詞を集めているのか」と揺さぶったり、
なんだかんだでシオンを歌詞集めの方向に誘導したり……となかなか侮れません。
鈴木くんの名演技のおかげでいいキャラクターに仕立てられました。 -
とうとう第12回公演「虹の独唱歌」が終演いたしました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
皆さまの心に、我々の歌声は届きましたでしょうか。
こんばんは。プロデューサーを務めました清水です。
ご回答いただいたアンケートなどは、ひとつひとつ丁寧に読ませていただいてます。
お褒めの言葉も暖かい激励も、すべて来年度以降の活動の糧にいたします。
さて、今回は演出の視点から公演の振り返りなどを。
小説やゲームなどの作品に触れるとき、「その媒体でしかできない表現」に強い魅力を感じます。
ですので、ただひたすら「舞台でしかできない表現」にこだわって構想を練りました。
今回の公演では、本当に様々な試みをさせていただきました。
ある意味では夢奇房らしくもあり、別の意味では夢奇房らしくなかったかもしれません。
カウントダウンインタビューなどではネタバレを防ぐために語りませんでしたが、
今回の演出の軸は以下のふたつです。
・物語のクライマックスで歌が歌われる
・パンフレットを使って簡単な謎解きゲームをする
これらはもともと別々に着想を得て、ずっと温めていたアイディアだったのですが、
いっそひとつにくっつけちゃえばいいんじゃね? というのが今回の出発点です。
クライマックスの歌は、きっと物語で重要な役割を果たすはずだ→
ならば当然、歌は謎解きにも関わらないといけない→
歌詞を集める話はどうだろう?→
「Aメロ」「サビ」じゃ味気ない、歌詞に名前が必要だ→
歌詞に色を付ければいいんじゃないかな、赤の歌詞とか青の歌詞とか→
虹の7色が分かりやすいな、なら歌の名前は「虹のなんとか」みたいになる→
あれ、虹も7色だし音階も7音だし意外と相性いいぞ、これでいこう!
正確には覚えていませんが、多分こんな感じで発想しています。
(ついでに曜日とも相性がいいので、本番直前は7人でブログを
毎日更新するということも、このときからうっすら考えていました)。
物語のクライマックスで歌が歌われる公演なんて、山ほどあります。
謎解きゲームの要素を盛り込んだ公演も、きっとあるはずです。
しかし、これらを組み合わせた公演は、まだどこにもなかったのではないでしょうか。
そもそもなぜこのふたつの「演出の軸」はどこから着想を得たのかというと、
子供の頃に遊んだ2本のゲームです。
ひとつは「MOTHER」。
旅をしながらメロディを集め、それがひとつの歌になり、最後に「うたう」。
思い切りそのまんまです。しかしそれを、ずっと舞台の上で再現してみたかったのでした。
もうひとつは「貝獣物語」。
ゲームそのものが少し大きめの箱で売られていて、
カートリッジ以外にいくつかオマケが付いていました。
そのオマケのひとつが「涙の密書(なみだのみっしょ)」という封筒。
これには「ゲームの中で同じ名前のアイテムを手に入れたら開いてください」と
注意書きが書かれており、子供心にワクワクしたことを覚えています。
パンフレットと謎解きゲームで僕が再現したかったのは、この「体感」するワクワクです。
そして今回のカーテンコール。
パンフレットや特設サイトに掲載されているストーリーの最後の一文、
「カーニヴァルのラストを飾る、独唱歌(アリア)を歌うのはいったい誰なのか?」。
この文章は、一読すると「ミュゼとアイリスどちらが歌うのか?」という意味に取れます。
勘のいい人は「ミュゼとアイリスが二人で歌うのだろうなあ」とオチに気付くかもしれません。
しかして、僕が描いた真の答えは、「会場のお客様全員」です。
いろんな人から「無謀だ」「できるわけがない」と言われた試みでしたが、
その度に青色の歌詞……「信じた夢を 抱く希望を 疑わないで 諦めないで」
という言葉に励まされて初志貫徹できました。
いやはや、アズーリお母さんは偉大ですね。
カーテンコールのときの会場の一体感。これは一生忘れられそうにありません。
「虹の独唱歌」を作曲してくださったリアルヘリングのげたさん、
飽きの来ない名曲をありがとうございました。
ちなみに作詞の方は僕がいたしました。良かったらぜひ歌ってやってくださいませ。 -
がッツが足りない……なんて言ってる場合かー! プロデューサーの清水です。
いよいよ本番があと2日前に迫りました!!
公式サイトでは毎年恒例のカウントダウンインタビューがいよいよ終盤です。
本日の公開はシオンを演じる佐久間リーダーとはじめちゃん。
これが本当に面白いところなんですけど、同じ台詞なのにそれぞれまったく雰囲気が違うんですよね。
そんなふたりの対談をぜひお楽しみください。
また、できれば両方のシオンを、その目で確かめていただければ嬉しいです。
そして、公式サイトでは事前にご紹介できるすべての情報が出揃いました。
お時間が許せば、ぜひ公演の前にストーリーやキャラクター紹介、
アイテムなんかのページをあらためて眺めてみてください。
その方がアルコバレーノの旅をより一層お楽しみいただけるはずです。
もしかしたら、じっくり眺めるとストーリーの50%くらいはネタバレしてしまうかもしれません(笑)。
思えばこの「虹の独唱歌」の構想を練ったのは、
2014年のゴールデンウィークのことでした。
9ヶ月以上ものあいだ、ずっとアルコバレーノのことを考えていたことになります。
その頃の虹の独唱歌とはだいぶ変わってはいますが、
あらすじや結末は、最初に思い描いた通りのものが出来上がりました。
今回の公演は、おそらくこれまでの夢奇房の公演とは、雰囲気が大きく異なると思います。
僕の得意分野を考え、それを活かせる演出を模索し、物語に練りこみ、
多くの人の協力を得て、満足の行く答えを得ることができました。
おそらくこんな演出は、たとえ夢奇房であってももう二度と行われないはず。
……そう、自負しています。
ゆっこ 清水さんの発想力はすごいです。もう3~4ヶ月稽古してても今だに「あぁそういうことか!!」みたいなことよくある
その答えの是非を判断するのはお客様ですので、
僕としてはもう、おずおずと作品を差し出すことしかできません。
しかし、この「虹の独唱歌」がひとりでも多くのお客様に届き、
ひとりでも多くのお客様の心に残ることを願っています。
「良い虹が見られますように」
これは夢奇房ラジオでもお馴染みの挨拶ですが、
プロデューサーである僕は、こう申し上げることにします。
「良い虹をお見せいたします!」
それでは西東京市民会館でお会いしましょう!
今日はメンバーたちと、必勝祈願のホイコーローを食べに行きます!! -
りストを作ってやらなきゃいけないことを管理していたりするのですが、
ひとつの作業が完了したと思ったらいつの間にか作業がふたつ増えてる。
そんな日々を過ごしているプロデューサーの清水です。あと一週間!
公式サイトでは毎年恒例のカウントダウンインタビューが掲載されています。
パフォーマーたちひとりひとりが情熱を語っていますので、
こちらもぜひご覧ください。
こっちは僕も初めて読むものばかりなので、毎日ふむふむと楽しんでおります。
ちなみにインタビューや編集をしているのは、オペラを演じる森藤麻衣子さん。
彼女自身、自分の演技で忙しいはずなのですが、
毎年時間を割いて頑張ってくれています。
ここで言うのもなんですが、あらためてありがとうと言わせてください。
さてさて、夢奇房のパンフレットには、公演のタイトルなどの他に、
副題のようなキャッチコピーが添えられています。
今回はこれを簡単な解説とともにご紹介しましょう。
■第1回公演「然」
夢奇房の一つめの、答え
……これを最初にパンフレットに書いたときには、多分このキャッチコピーが
というか、公演そのものが12回も続くとは考えていなかったかと思います。
■第2回公演「凛」
夢奇房が伝えたいことの、ふたつめ
……初期の頃は演出も薄めだったため、副題もふんわりしたものが多いです。
■第3回公演「瞬」
夢奇房が開いた三つ目の扉。
……古い劇場が舞台の第3回。扉は劇場の扉をイメージしているのでしょうか。
■第4回公演「シートと黄金の紙」
夢奇房が叶えた4つめの願い
……「黄金の紙」は破いたものの願いを叶える、劇中のキーアイテム。
カーテンコールでは、演者たちが黄金の紙飛行機を客席に飛ばしました。
■第5回公演「Fruit on the Wedding Cake」
夢奇房の一番幸せな5日目
……内容が5日間の話というわけでもないですし、これだけは
意味が分かりませんでした。今度聞いてみます。
■第6回公演「ゆめ戯草子」
夢奇房が紡ぐ6冊目のおとぎ話
……いろんなおとぎ話がごちゃっと登場する、第6回公演。
最近気づいたのですが、おとぎ話の数は6つだったりします。
■第7回公演「サーカスの魔法は街を包んで」
夢奇房が訪れた7つめの街
……「夢サーカス」が街にやってきた! という第7回の物語。
今回のアルコバレーノのカーニヴァルとも、雰囲気は似ているかもしれません。
■第8回公演「常夜の月花」
夢奇房が振る舞う8杯めのカクテル
……どうでもいい話なのですが、お酒の弱い僕にとっては、
8杯ってすげー飲んでるなと思います。
■第9回公演「夢どろぼうの住む街」
夢奇房が出会った9人目の友だち
……友だちがテーマの第9回。友だちが9人って多いですよね
■第10回公演「道化の歩いた道」
夢奇房が見つけた、10個目の笑顔の種
……笑顔の種って何だよと思う方もいるかもしれませんが(僕もそうでした)、
一応、その答えは公演内で明かされます。
■第11回公演「ルーフボーイ」
屋根の上から眺める、11番目の夢奇房の世界
……文字数が多い分、具体性が増しています。
このぐらい分かりやすい方が、個人的には好きです。
ということで、第12回公演「虹の独唱歌」です。
せっかくなのでこういうところにも凝りたいと、
今回の公演に相応しいキャッチコピーを一生懸命考えました。
公演前はもちろん、公演後に眺めると意味が変わる……
そういうものにしたつもりですので、ぜひお楽しみに!