"学生マジック"カテゴリーの記事一覧
-
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
こんにちは。いたるです。
春のお祭りの季節ですね!にぎやかで楽しいです!!
みなさんいかがお過ごしですか?
今回も学生マジックに関して投稿したいと思います。
手品はよく演じる場所や状況などにより三つに分類されています。
クロースアップマジック、サロンマジック、ステージマジックの三つですね。
(´◉◞⊖◟◉`)へー、そうなんだ。と、初めて知った方に今回はこのお話をしたいと思います!ちなみに多くの学生マジック出身者で構成される夢奇房もこの分類を使っており、公式サイトでも取り上げていますよー↓↓
僕の言葉でも少し解釈してみたいと思います。
まずは、
クロースアップマジック。
テーブルマジックと言ったらわかりやすいでしょうか?
トランプの数字とマークを当てるものがあったり、コインやスポンジボール等のマジックが行われることがあったりします。前田知洋さんやふじいあきらさんの作品など、TVで放映されているような正にテーブルの上でやる手品が一般的に知られているものを見たことがある方はいらっしゃっるでしょう。
(^O^)/ミマシター
ちなみにクロースアップマジックは近距離手品って意味なので必ずしもテーブルではないんですよー。
観客の人数としては、多くても両手で数えられる程度で、通常は片手で数えられる程度の人数で行うことが多いですね。
これに対して突っ込みがあるとは思います。確かに手品の大会のクロースアップってこの定義の仕方にはあまり当てはまらない気がしますよね。僕個人としては、あれは今回書いているのとは少し違う特殊な分野でもあるのかなーと思ったりします(笑)
ちなみに英語で書くと、Close-up Magic。英語本来の発音としてはクロースアップですが、日本語ではクローズアップと発音されることが多い(NHK「クローズアップ現代」など)。クローズ(閉じる)ではなくクロース(近い)の意味ってだけです。手品界においては西欧の色が濃いので、クロースアップと発音するのが主である印象ですねっ!
次に、
サロンマジック。
パーラーマジックとも言われクロースアップマジックよりも大きい場所であったり、多くの人数に対して演じるものであったりします。
ここでは、ステージで演じるものでもおしゃべりを交えながらマジックするものはこのサロンマジックとして分類したいと思います。いわゆる照明がついて音響が流れるステージ上で行われないものは、しゃべらないものでもこのサロンマジックとして扱いたいという意味ですね。特に、具体的には、営業活動といったイベント等で行われる類の手品は、舞台上で行われていても、というと心でしょうか。
ここで扱う「ステージマジック」との差異は自ら舞台設備を十分に使うことが許されるかどうかという点にしましょう。イベント等のマジックショーを依頼された場合には、このような設備が無いもしくは十分に使うことができないので、サロンマジックとして扱います。
(-ω-;)ウーン...ドユコト?
まあ、おおざっぱに言えば、クロースアップとステージの間くらいって感じですねっ(笑)
最後に
ステージマジック!!
ここでは会館を借り切って行われる発表会や公演、大会に絞ってこのジャンルを限定したいと思います。
手品は言葉に依らないものとして、観客数は数十人 から数千人単位まで扱います。ちなみにこの観客数というのは、おおむね会館のキャパシティというよりは集客力によるところが大きいです。学生マジックは発表会の宣伝を大きく行わないことが多く、そのため、200人入る会場に20人しか観客がいないこともあるんですよー。
モッタイナーイ ← (´・ω・`)ソレナ
じゃあ、学生マジックはどれをやっているのっていうことですよね。
そう。
ステージマジックです。
あえて、学生マジックの文化を説明したいがためにサロンでめんどくさいことを書く結果になってしまいました。初めて見る方には恐縮ですが、マニアの方はある程度理解していただけるかと思います。
今回は、
学生マジックはステージマジック文化
ということが言いたいがために長文を書きました!
確かにそうだよねとか、違くない?、とか様々な意見があるとは思いますが、詳細は次回以降に書いてみたいと思います!
それでは今日はこの辺で、いつものコーナーに移りたいと思います↓↓
~発表会の記録編~
◎2014年秋の連盟発表会
主催:関東大学奇術連盟
加盟サークル:慶應、成蹊、千葉大、東大、東洋、法政、明大マギー、明大フェロー、早稲田
理事長:角田一帆(法政)
場所:豊島公会堂
日程:2014/12/27
18:00開場18:30開演
1-1フラワー(東洋)男性
1-2シンブル(フェロー)男性
1-3ペイント(東大)女性
1-4ウォンド(東大)男性
1-5ジャグリング(慶應)男性
1-6四つ玉(マギー)男性
1-7メリケンハット(早稲田)男性
2-1ゾンビボール(法政)男性、女性助手
2-2カード(近畿大)男性※関西学生奇術連盟からのゲスト
2-3ディスク(フェロー)男性
2-4マスク(成蹊)男女二人演者
2-5リング(フェロー)男性
2-6四つ玉(慶應)男性
2-7鳩(東大)男性
・MC(早稲田)女性
今回は2014年秋連ですね。豊島公会堂が使えなるので最後の豊島での秋連と騒がれた発表会でした(実際は翌年も使用できたのですが・・・)。
ちらっと書きましたが、ゲストを呼んでいたのは稀に見る試みだったと思います。
ということで、今回の動画紹介です!!
https://www.youtube.com/watch?v=Jy0T-55dru4
Yann Frisch Vivement dimanche 22/12/13
ジャグラーにも話題沸騰だと聞く、フランス人のヤンフリッシュさんの演技です。
今回もかなりおすすめなので、まだ見たことがない方は是非是非!!!
それではまた来週~
いたるPR -
こんにちは、いたるです。
家の近くを散歩していたら菜の花畑があってまだまだ春の陽気が残っていてうれしい週末でした。
みなさんいかがお過ごしですか?
今回も「学生マジック」のお話をしようと思います。
それはそうと、僕のブログを読んでくださったMN7の先生に感想をいただきました!
読んでくださる方がいると僕たちも励みになりますので、感想などはどしどしお寄せください(^^)/
ただ、このブログではなるべく多くの方に読んでいただけるよう、できるだけ崩した文章で書いていきたいので、ご了承ください(いつか論文としてまとめるときは、論文体にしたい・・・野望ですね)。
「学生マジック」がどんなものかを説明する前に「鍵かっこ」の意味を説明したいと思います。
先週までで、文化的な意義ということに触れましたが、それがこの鍵かっこ付き「学生マジック」ということです
(´・ω・`)ドユコトー??
みなさんは「学生野球」や「学生演劇」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
例えば、野球の話です、「学生野球」という言葉には、単純に、学生が野球をするという以上の意味があります。それは、甲子園であったり、六大学野球であったり、とった文化が認められているということです。
(僕はもう社会人になってひと月経とうとしているのですが、)僕がそうであったような、野球をたしなまない大学生が代々木公園などで野球をするとします。これは誰が見ても「学生が野球をやっている」姿に違いありません(僕がもっと老けた顔であればおっさんが野球をしている姿に移ったかもしれませんが・・・)。ただ、それは「学生野球」ではありません。
草野球です!!!
タシカニー( ..)φメモメモ
つまり、「学生野球」という言葉には文化的な価値があるということなのです。
以上のことはおおよそ理解していただけると思います。
では、「学生マジック」は文化的な何かしら(あえて価値や意味という言葉は使わないでおきます)があるのでしょうか?
甲子園や六大学野球はTVや新聞などで取り扱われ、国民のほとんどが知っているけど、「学生マジック」はそうじゃないんじゃないのー?という意見はもっともです。
これに関しては次回以降に触れていきたいと思いますが、存在論としてあるか無いかの話をここですることはほとんど意味をなさないと僕は思います。
文化的な意味があると捉えたら、どのような特徴が見えてくるのか、そしてそこから何が発見できるのか、これが将来の学生マジック、ひいては日本の(もしかしたら世界の)奇術界に貢献できるのではないか、そういうことを考えてみたいと思います。
壮大なことを言ってみましたが、要は学生文化なので飲み会があってそこで騒いだり、舞台で騒いだりっていうことですね(笑)
数か月後には具体的な内容に関して触れていけるかなという計画で書いていますので、お楽しみにー
がっかりするか、興味を惹かれるかは読者の皆さん次第ですが、それまで僕がブログを書き続けていることを祈っていてください!
それでは今日は「学生マジック」の「鍵かっこ」の意味について説明したところで終わりにしたいと思います。
それでは前回から登場のコーナー
~発表会の記録編~
◎2015年秋の連盟発表会
主催:関東大学奇術連盟
加盟サークル:慶應、成蹊、千葉大、東大、東洋、法政、明大マギー、明大フェロー、早稲田
理事長:坂本幹光(法政)
場所:豊島公会堂
日程:2015/12/27(日)
18:00開場18:30開演
1-1パラソル(法政)女性。男性助手
1-2シンブル(千葉)男性
1-3ダンケン(マギー)女性
1-4マスク(成蹊)男性二人演者
1-5四つ玉(早稲田)男性
1-6リングジャグリング(慶應)男性
1-7和妻(成蹊)男性二人演者
2-1クラブジャグリング(慶應)男性二人演者
2-2カード(東大)男性
2-3アラカルト(クリスタルボール)(東洋)男性
2-4リング(フェロー)女性
2-5ウォンド(東洋)女性
2-6四つ玉(東洋)男性
2-7鳩(早稲田)男性
・MC(幽霊屋敷)(慶應)女性
はい!ということで今回は2015秋連について書き残してみました!
それでは最後に動画を紹介して終わりたいと思います。
今回は正式な(?)動画を発見できなかったので、ニコ動からの転載動画となります。
ただ、びっくりするくらいすごいです!
是非見てください↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=FxR4rFP_t9U
このハーモニカのおっさんやべえwwwww
紹介するのにタイトルがアレなことでホントすみません・・・
でも、ほんと面白いんでっっっ
それではまた来週!!
いたる -
こんにちは。いたるです。
カレーがおいしい季節になりましたね。
みなさんいかがお過ごしですか?
この日曜日、4/17に夢奇房で「第二回天海フォーラム」に参加してきました!
昨年の第一回から夢奇房で参加させていただいているこのマジックイベントは、手品の研究会という珍しい内容となっています。
手品はいくつか考えられる要因のおかげで、舞台芸術の業界としてはまだまだ未熟なようです。特に日本奇術界においては研究者がほとんどいないんです。例えば、他の舞台芸術、歌舞伎や能であれば、大学等の機関に研究者がおり、彼らは舞台で演じることはない、専門的な職業研究者です。
日本奇術界において、研究者が育ちにくい要因はいくつかあるとは思いますがここでは割愛します。
ここで問題にしたいのは、研究をなされた方が、その芸能は文化として深みを増す、ということです。
でも、そんな難しいこと言われてもー、って思いますよね?
安心してください!
みなさんは恐らく好きなパフォーマーがいると思います。(いない場合には、僕が毎週ブログの末に載せているURLのパフォーマンスを見てみてください!きっと気に入ってくださると思いますよ。)
そのパフォーマーについて考える、その道具について考える、それが文化の深さへとつながるのです。
今回参加したMN7主催「天海フォーラム」もそのようなイベントでした。
前世紀のもっとも偉大な奇術師の一人、故石田天海師についての研究会でした。
海外でもグレートテンカイと呼ばれていたほどに優れた方で、その足跡を資料として残していこうというのが趣旨だそうです。
会では残念ながら、天海師と同世代の方々はもう残ってはおられず、彼から直接教わった世代も少なくなってきているということでした。だからこそ、直接教わった方々にお話をきいたり、資料を集めることに意義があるのですね!
天海フォーラムでは、天海先生をよく知る方の中からお二人講師としてお招きしており、今回は加藤英夫先生と河合勝先生のお話を伺いました。お二人の提供して下すった資料の中には、天海先生の細かい観察メモや、パスポート、非常に優れたネタ場さえも含まれておりました(@ ̄□ ̄@)ワーォ!!
また、この会の末には学生のマジッククラブに関しても触れられており、大変うれしく思いました。
資料を残すことの大切さを今回学びましたので、このブログでも学生マジックに関する資料を残していけるような工夫をしたいと思います。
ということで!今回から、学生の発表会の記録を残していきたいかなーと思います!!
~発表会の記録編~
◎2015年春の連盟発表会
主催:関東大学奇術連盟
加盟サークル:慶應、成蹊、千葉大、東大、東洋、法政、明大マギー、明大フェロー、早稲田
理事長:坂本幹光(法政)
場所タワーホール船堀
日程:2015/05/03(日)
18:00開場18:30開演
1-1フラワー(東洋)
→ウサギ(人形)を使った毛花の手順。
1-2シガレット(成蹊)
→全身黒の衣装に身を包んだ、学生らしく勢いのあるたばこの手順。
1-3リング(慶應)
→大塚愛のさくらんぼをテーマにしたリンキングリング。女子大生らしい明るい演技。
1-4カード(千葉)
→オレンジの衣装が印象的なクラシックなカード。笑顔が印象的。
1-5ゾンビボール(東洋)
→クラシックだが、しっかりした技術に裏付けられた浮遊感のある演技。
1-6ディスク(マギー)
→学生のテンポだけでなく、見やすさにも気を遣われた、カラフルなCDの演技。
1-7扇子(東大)
→台湾のポーチェンに影響を受けたかのような扇子。技術が高く一部を気持ちよくしめた印象。
2-1ダイマ(フェロー)
→都合により、本番は演じられることの無かった演技。ただ、リハーサルの演技でさえ、白熱していた分、残念である。
2-2ワイン(東大)
→コースターなど小物を多く取り入れ、多彩な演出をみせた。
2-3シンブル(法政)
→女性のシンブル。学生らしさのあふれる手順。
2-4ディアボロ(慶應)
→衣装にもよく気が使われている印象のジャグラー。
2-5四つ玉
→紅白の玉を用いたスライハンドの手順。
2-6鳩(法政)
→女性の助手と共に演じた男性の鳩。ケーンと鳩が次々と出てくるシーンは圧巻。
MC(法政)
→イタリア人に扮した司会。近年の学生マジックの流れなのか、とても凝られており、客席を沸かせていた。
なぜ15の春連から書き始めたかって?たまたま手元にあったからですよ。。。
記録を書いてわかったこと。とても疲れます。このコーナーはすぐになくなってしまうかもしれませんがご了承ください。
では、恒例の映像紹介に移りましょう!
今日はこちら↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=R5-HibGxgPg
Alana - "In her hands" act
アラナさんです!彼女はとっても背が高いんですよ。日本に来てショーをすることもあるようなので、その時には生で見てみてくださいね!
それではまた来週‼
いたる。 -
こんにちはいたるです。桜、散ってしまいましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
過去のブログを少し眺めていたのですが、12回のブログのように僕も一つのテーマでシリーズ投稿してみようかなーと思いました。よろしければ読んでみてくださいね。ここで、僕がこれから書いていくテーマを発表したいと思います!ダダダダダダダダダダダーパンッ「学生マジック」です!ヾ(@⌒▽⌒@)ノヒュー!
何それ?と思われた方、知ってるけど、それが何?と思われた方様々だとは思います。
全然知らない方に夢奇房と「学生マジック」との関係をご説明しますね。夢奇房の公式HPの右上には実は小さい文字が書かれているのをご存知でしょうか。そう、これです。ここには、マジック・ジャグリングを主体としたエンターテインメントチームと書かれていますね。現在もその名残が強いのですが、夢奇房の舞台にはマジシャンやジャグラーの比率が高いです。これで、「学生マジック」のうち、夢奇房と「マジック」の関連性は理解していただけたと思います!以前から公演をご覧になっている方の中には、夢奇房は社会人を中心としたクラブじゃないのか、なんで「学生」なんだ、と思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、立ち上げメンバーがそうであったように、夢奇房は学生のサークルに所属していた(所属している)メンバーが多いのです!つまり、学生のころから舞台に、パフォーマンスに関わってきたメンバーがいるということですね。とはいえ、夢奇房で初めて舞台に関わるメンバーや、学生の時には全く触れていなかったパフォーマンスをするメンバーもたくさんいて、みんなで楽しく活動していますよー(*´▽`*)
これで夢奇房のメンバーの多くが学生のクラブの出身だということがわかっていただけたのではないでしょうか?話がそれましたが、先ほどから僕はワザと鍵かっこを付けて「学生マジック」と書いています。学生の手品サークルはよく「学生マジック」と奇術界内では言われており、単に学生が手品をするというだけではないように使われています。今日は長くなってしまったのでこの辺にしておきますが、次回はもうちょっと踏み込んだお話をできたらなーと思っています。
最後に、僕が一番最初に生で観て感動したジャグラーさんの新しい動画をご紹介したいと思います↓↓Ryuhan IJA 2015 championship Individuals
それではまた来週!いたる