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練習もいよいよ大詰め!今週末が練習最後です!
演出さんと細部の表現について話しあい、頭はくるーくる、
各演者さんとコミュニケーションをとりに、体はふらーふら!?
いえいえ、燃えていきます!
そして、「これは本番が楽しみだね!」と言えるように、どこかワクワクしつつ取り組んできたいと思います。
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脚本の駿一です。
今回はキャバレーの名前、「ブルームーン」の由来についてです。
「そういえばキャバレーの名前、何にします?」
演出の来さんと話したのが11月。
やはりパッと思いつくのは「ムーランルージュ(赤い風車)」で、なんとなく「色は入れたい」とぼんやり考えていました。
探していく中で出会った言葉が「ブルームーン」でした。
そもそも、ブルームーンとは天体における現象で、
「月が青っぽく見え、しかも一ヶ月に2回満月が見られる」という数年に1度起こるものだそうです。
昔は不吉なものとされていたようですが、今ではその珍しさから「見ると幸せになれる」ラッキーなものに変わっています。
(流れ星とか四つ葉のクローバーのようなものでしょうか。)
「とても珍しい」「ありえない」といった意味を含んでいるのが「ブルームーン」なのです。
あるとき、そこから「ブルームーン」という同じ名前のカクテルが生まれました。
…ただ、生まれた時代も作者も不明らしいのです。
月と同じく、なんとも神秘的なカクテルですね。
実はそんなカクテルに、花言葉ならぬ『カクテル言葉』があるのを知ってましたか!?
(…と、こう書いている私も、執筆の過程で知りましたのですが)
たとえば、
【モスコミュール】は「喧嘩をしたらその日のうちに仲直りする」
【ブラッディメアリー】は「私の心は燃えている/断固として勝つ」
【ドライマティーニ】は「知的な愛」
など。
ひとつひとつ、とても面白い意味がありますね。
…ではブルームーンには、どんな意味があるのでしょう?
実は、珍しく複数のカクテル言葉があるのです。
その一つが、「幸福な瞬間」という意味。
おそらく、材料のリキュールが「パルフェタムール (完全なる愛)」であるためだと思われます。
二つ目の意味として込められているのが「叶わぬ恋」「出来ない相談」。
つまり「告白お断り」を意味したカクテルです。
(バーで誘った女の子にこれを頼まれたら悲しいね!…そしたらビールを飲みましょう!)
そして最後が、先ほどの「とても珍しい」「ありえない」という意味から派生した
「奇跡の予感」
です。
さあ、キャバレーの面々が味わうのは、どの意味合いの「ブルームーン」なのでしょうか?
口にするのは「勝利の美酒」か、それとも「敗北の苦汁」か…
どちらに転ぶか、その結末は2月26日にぜひ直接その目でお確かめ下さい。
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