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夢奇房オフィシャルブログ

マジック・ジャグリングを主体としたエンターテインメントチーム:夢奇房の公式ブログです。 日々の活動の様子をお伝えします。 次回、第16回公演『ファインダー・アウトレイン』は2019年2月11日(月)西東京市民会館にて開催予定です!

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夢奇房の装飾のあれこれ いち

ここから作り始めましょう!
1から・・・・いえ、ゼロから!!!!!

こんちゃっす!
夢奇房ブログ・木曜日担当のねるです!

〇装飾の作り方3 ~試作をする?~

前回、ネタ集めまで行いました。ここから装飾づくりが始まります。
(MAKiさん、タイミングの良いネタ投下ありがとうございます(笑))

さて、ここで試作をするかです。
私の装飾に限っていえば試作をほとんどしません。設計図は、材料の発注のために作ります。
コンテストですら試作したくない(手順の整理やタイムアタックのためにやりますが)という性格もありますが、夢奇房の装飾は試作が意味をなさないことが多いのです。

優先順位としてはメインオブジェ、アーチ、小物・・・と決めていますが、
会場下見の際にメインオブジェを作るわけにもいきませんし、練習場所で作るわけにもいきません(作業できる人がいたとしても、スペースや時間、材料費の都合ですね)。
前日設営の際に一発で作ることになります。

そうなるとメインオブジェに合わせてサイズを決めるものは試作ができないのです。
「あ、これ小さいな」となったら全く別の方法で作らなければいけません。
風船の太さは4種類しかないので(しかも全色4種類揃えられないので)単純な拡大縮小では対応できません。なのでその場に合わせた作り方が求められます。

経験では5cmから3m越えの人形まで作れますが、それはそれがメインオブジェだからこそなんですよね。

そんなんで夢奇房の装飾では試作をほとんどしないのです。
「その場で作り方を考えて作れる」ができるからこそのスタイルともいえます。
スタッフには基礎技術だけ教えて実践で作り方を教えつつ応用をしてもらっています。

もちろんきちんと試作ができるなら作ったほうが良いです。
ただ毎回会場が変わったり、予算や場所に制限のある夢奇房ではそれもなかなか難しいのです。
だからといってネタ以外の普段作っているもの(イヌとか剣とか花とか)を飾るという選択肢はありえません。演者、役者、スタッフが本気でやっているものに装飾で手を抜くなんてことは絶対に取るわけにはいけないのです。

さて、試作もせずに公演前週になったとして・・・道具の準備をしましょう。

『ちょうごこのころ、つぎつぎと新しい道具が発明されていた』
装飾ならではの道具について次回はお話をしましょう。



(「空飛ぶクジラと見えない空と」の装飾ですね。この頃からバルーン+ほかの材料を使い始めました)

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