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法政大学奇術愛好会の学外発表会「felice」に行ってきました!
全体に想像の上を見せていただきとても楽しい時間を過ごさせていただきました。
二部構成で11演目と司会でした。一部で特に印象的だったのはトリの和妻です。
プロダクションマジックは、デカい・ハヤい・たくさんが基本だと教わりましたが、
(注;プロダクションマジックは出すことに特化したマジックで、出すのであれば、より大きいもの、よりたくさんのものを出す。ただ、出すのではなくテンポよく出さなければならない、という考え方です)
その中でも僕はディスプレイプロダクションとパワープロダクションに分かれると思いました。
ディスプレイは出したものに意味がある。出して飾るところまで大事というものでワインなどが該当します。
一方のパワーはメリケンハットなど、とにかく出して、幸せというものです。
学生マジックのパラソルや和妻などの傘出しはパワーだと思います(ディスプレイプロダクション、つまり、傘として見せるには一人頭一本で十分であり、たくさん出すと意味がなくなるというところも含みます)が、それにしては、一つの大きさが大きいために、量自体は稼ぎづらいという欠点があります。
そこで、重要になってくるのが、傘の造形です。
彼らは三人演者の特性を生かした、素晴らしい傘の造形をやっていたのです。
また、学生の和妻は、よく、和傘のプロダクションを派手に行った後に、舞扇子の小さなプロダクションを行うという流れがありましたが、この点においても、剣舞からの変面と、バリエーションを持たせた演出で魅了してくれました。
長々と書きましたが、いかに素晴らしかったかをお伝えしたかったんです。。。
これは、もう一度見たい演技だと思いました。
再演がされるのであれば、皆さん、ぜひ見てください!!
二部ですが、こちらもおっ、と思う演者さんがいらっしゃいました。
休憩後一発目のシルク。
決して、難しい技術を使っているわけではなかったのですが、構成や、ちょっとした魅せ方の工夫が素晴らしかったです。
何も知らないので、察することしかできませんが、先輩か誰かがコーディネートしたのでしょうか。
このシルクの手順をプロデュースした方はさすがだなと思います。
ダンシングケーン。この方のパフォーマンスを観るのは二度目ですが、一度目でファンになっているので、素晴らしいとしか思えませんでした(笑)
ケーンの浮き方にこだわっていたようで複数の浮き方がされているところが、驚きました。
アイテムや世界観も重視しているようで、青いランタンが素敵でしたー。
LINEジャグリング。面白かったです。
ジャグリング界には同じ曲を使ったパフォーマーがいますが、技術がどうしても低くなってしまう分、演出がしっかりと作られていて楽しめました。
さすがマジック出身というところだけあって、曲の力を最大限引き出し、衣装や現象のビジュアルにもこだわっていくスタイルは僕も真似したいです!
最後に司会ですが。。。素晴らしかったです!
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