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夢奇房オフィシャルブログ

マジック・ジャグリングを主体としたエンターテインメントチーム:夢奇房の公式ブログです。 日々の活動の様子をお伝えします。 次回、第16回公演『ファインダー・アウトレイン』は2019年2月11日(月)西東京市民会館にて開催予定です!

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机上の空想 vol.1

はじめまして、駿一です!
…突然ぽーんっと現れて「誰だ!お前は!」って感じでしょうか。
夢奇房第14回公演の脚本担当です。よろしくお願いします!
今週からの公演期、週一ペースで僕なりにつらつらと書いていきます。
初回は自己紹介を交え、ここまでの経緯などお話しできればと。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

まず学生時代から。私は某TO北大学の学友会奇術部というサークル出身です。
カードや鳩のマジックをしていました。

 

大学2年の時は「コントイリュー」なるもの(関東の大学だと「大魔術」と言われるものにあたるのでしょうか?)に参加しました。

 

…中身は字のごとく「コント」をしながら「イリュージョン(人体切断とか大掛かりなマジック)」をやるという、(いい意味で)アホらしく、学生らしい演目です。
(その時私は、「浮気性な旦那さんをムチでしばく女性、ナタリー」を演じました。ええ、私も今書きながら「なんだよ、その役」って思ってます……)

 

確実にあそこで何かを超えた気がしています。
いや、逆に何か大事なものを置いてきたのかもしれません…(笑)。

 

ちょうどその時からマジック以外に「お笑い」も好きになり、
そしてライブを観に劇場に足を運び出し、
派生して「演劇」も観るようになり、
次第に演者やストーリー構成・演出も、観劇のときに頭の隅っこで気になるようになりました。

 

 

さて、夢奇房の演出といえば!
マジックやジャグリング、音楽やダンスなどの演目を物語で紡ぐという演出が特徴的です。
実は私の出身の大学も同じように、何十年も学外発表会を物語でつなぐ演出をしている…というのはあまり広く知られておりません。

 

 

夢奇房に初めて知ったのは大学4年生の時。

今お話ししたその学外公演の幕間の話と演出を任されることになりました。

そのときの大学の同期が

 

「『夢奇房』っていう団体の舞台観に行ってみない?勉強になるかも!」

 

と誘ってくれて、第9回公演「夢どろぼうの住む街」を見に行きました。

「ここまでまとめることができるんだ!」と衝撃だったのを覚えています。

 

卒業後に再び公演第11回公演の「ルーフボーイ」を見たんですが、その時は「おもしろかった」という感想以上に「自分も舞台に出たい!」という気持ちがわいてきて。参加を決めました。それが約3年前のことです。

 

そして第12回「虹の独唱歌(アリア)」では仕立て屋のジャロとして。

布を使ったアラカルトの演目とセリフも任されました。

 

去年の第13回の「空とぶクジラと見えない空と」では絵本作家・ピクトとして。

ありがたいことに主人公を演じさせていただきました(来てくださった方、そうです、あのときのネズミの人です)

 

しかし、まさかホントに作家となるとは(笑)…

 

 

今期、私は公演当日に出れないという事情がありました。

出たい。けど出れない…でも公演の世界をつくるお手伝いをしたい…なんだ…何ならやれるんだ……

そんなとき演出の来さんから、脚本の募集がありました。
 

そんなこんなで夏から始まった肝心の脚本作り。コントの台本なら作ったことはありますが、脚本はまた作り方全く違うので分からないことだらけでした。

尺も違えば構成も変わるし、なんといっても登場人物の数!

完全に手さぐりからのスタートでしたが、これが新鮮で面白い!…あれ、記憶の美化かな。

今回の「ナイトショーは大胆に」

ユーモラスでドキドキする物語になるんじゃないかと思っています!

 

夢奇房を見ていたのが、いつの間にか出る側へ、そして今回は公演の全体の雰囲気を作る立場に…とどんどん新たな経験をさせていただいてるというのは大変感慨深い一方で、「僕も同じように誰かを引っ張る力になりたいな」とも思っています。
どんな制作過程があったかは、公演後にまとめてお話ししましょう!

ひとまず今日はこの辺で。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

次回は、夢奇房的な脚本と一般的な脚本の大きな違いとその苦悩?面白さ?について紹介します。(vol.2へ)
 

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