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夢奇房オフィシャルブログ

マジック・ジャグリングを主体としたエンターテインメントチーム:夢奇房の公式ブログです。 日々の活動の様子をお伝えします。 次回、第16回公演『ファインダー・アウトレイン』は2019年2月11日(月)西東京市民会館にて開催予定です!

机上の空想 vol.2

(vol.1はコチラ!)

 

最近、悩んでいます……
公演や脚本のことではありません。とーーっても個人的なことです。
親戚からジャガイモが大量に送られてきまして…男爵とメークイーン1箱ずつ。
2箱ですよ!?2箱!!…うん!好きだし何とかなる!…なるかな……

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

脚本の駿一です。
週末の練習から戻ってきました。(ああ、月曜日だ…)

 

ほぼ脚本は固まりました(と信じたい笑)。

ただ、稽古を通すことで「別の意味に聞こえそう」「この一連はテンポよいほうが」など気づかされることは多いです。こっちが「なるほど!」の連続です。なので、微調整は現在もしております。

演出さん&演者さんと、稽古の中でのイメージをすり合わせていくという大事な作業が本格化してきましたからね~
昨日は「とあるワクワクするシーン」の動きも遂にやりましたし…ふふふ……

 

ギアをもう一段上げていくぞっ!うおぉぉーーー!

 


―――(さあ、今回の文章は長めですよ!※これは予防線です)――――

 


さて、「困ったこと」…

…振り返れば脚本において、特に最初は、確かに手こずりました。
執筆以外に、「夢奇房のお話作りは、ちょっと他とは違う」点があるからです。

 

一般的に脚本と公演というのは、
書き手が設定や内容、キャラクターを決めて書く
→「完成(すでにある本を使用する場合も)」
→「登場人物にあたる出演者を決める(オファー、オーディション)」
→「稽古、そして公演
という順です。

 

しかし、夢奇房の場合は、
「演出が設定や全体の構成発表」
→「出演者/キャストとやりたい種目を募る
→「演者に自身のキャラクター、道具、演技設定などを聞く
→「それらの情報をもとに具体的な物語や登場人物を考える」
→「調整」

→「稽古、そして公演
という順です。

 


料理店でたとえるならば、
「コックさんが献立を考える
→「必要な材料を仕入れてもらう」
というのがフツウの流れですが、

 

レストラン「夢奇房」では、

「お店のスタッフがそれぞれ具材を持ち寄る
→『これらを使ってできる料理を作ろう!考えよう!
といった所でしょうか。
 

さあ、コックさん(=脚本)の腕の見せ所!
この具材からどんな献立(=物語の構成)が考えられるか、今までのレシピ(=過去の公演)も参考にしつつ、組合せや分配方法を考えます。「フルコース(=全体)でもよくまとまっているか」という視点も必要になってきます。

 

「どう絡めるか」

 

これが脚本と演出さんの最初に頭を悩ませるところです。(…と書きましたが、全体の設定に寄せてくれる方も毎年いらっしゃいます。その方には我々、足を向けて寝られません…ありがたや…)

 

…ここまで書くと、「なぜ、わざわざそんな作り方をするの?」と不思議に思った方もおられるのではないでしょうか?

 

私は、

夢奇房の公演の原点は、やはり「パフォーマンスをみせる公演」であり、
物語上の「主人公」という人物は出てきても、「主役」はパフォーマーさん
…だからかなと、解釈しています。

 

 

このストーリーの作り方、私も以前は不自由そうに感じていました、が!
最近「大きな利点があるんじゃないか」と思い始めました。

 

「自然には組み合わせないであろう要素を強制的に結び付けることで、面白いものが生まれる」
ということです。

 

 

こういったことを考えると、落語の「三題噺」を思い出します。

三題噺とは、観客に適当な言葉言ってもらい、出された題目3つを折り込んで即興で演じるものです。プロ中のプロの落語家さんでないとできない芸当です。

↑昔、テレビでやっていた「らくごのご」という三題噺の深夜番組。
このときのお題は「自転車泥棒」「見ざる言わざる聞かざる」「トマト」でした。(噺は22:00~33:00)
「即興」!ということもあって若干強引なところもありますが(笑)、悩んだことが伝わってくるのも面白いです。特に後攻の鶴瓶さんはサゲ(オチ)もさることながら、先攻のざこばさんの噺につなげる素晴らしい返しで、感嘆モノです。
鶴瓶「ハ~ンド~ルダケ~」

 


……なんとなーく、わかってもらえるでしょうか(笑)
逆説的ですが、制約があるから創造性が増すし、バリエーション豊かな公演になる気がしているのです。

 


…さて!このあと、公演本番(=開店)までどう持っていくのでしょう?
再び料理店を例に出して考えてみたいとおもいます。

 

大枠が決まったら、次は細部を膨らませます。
それぞれの量、前後の料理(=演者)とのバランス、それぞれが際立つにはどうしたらいいか、調理方法なのか?味付けなのか?
そうするとどんな食材(=設定や筋書き)を足すべきか、
一人の「味覚」に頼らぬよう、メンバーの皆さんからも脚本の「味見」を何回もしてもらいつつ、一つのコース料理を完成させていきます。

 

そして料理長(演出)にレシピを手渡し、盛り付けや、よりおいしく味わってもらう方法をもう一度考えてもらいます。

 

こうして何度も練られたものを、最後にお客さんへ振る舞うのです。

 

お待たせしました。

お品書きの完成です。

 

―――――
Menu

 

前菜…ポテトサラダ
スープ…ビシソワーズ
主菜…肉じゃが、コロッケ、じゃがバター、フライドポテト…

―――――

 

 

あぁっ!

 

いつの間にか、再び「じゃがいも」のことを考えてました!

 

 

 

これじゃ、バリエーション豊かというより、

 

 

 

「馬鈴薯」豊かだ。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

というわけで、「じゃがいも」「夢奇房の脚本」「フルコース」の3つのお題を自らに課し、書いてみた今回のブログでした!
お後がよろしいようで。

 

次回は「セリフ」について話したいと思います!(vol.3へ)

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